ダンプトラック運搬計算
積載量、積載率、サイクルタイム、稼働率、材料密度から、ダンプ1台あたりの時間生産量・日量・単位コストの目安を出します。
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Measurements convert when you switch units
結果
計算式
運搬生産量は 積載×積載率×時間あたりトリップ数×稼働率。時間あたりトリップは 3,600÷サイクル秒。トン/時は積載ベース、m³/時はかさ密度で割ります。単価は時間コスト÷生産量です。
計算例
- 積載 25 t、積載率 95%、サイクル 6分、稼働率 80%
- トリップ/h = 3,600 ÷ 360 = 10 · Q = 25 × 0.95 × 10 × 0.80 = 190 t/h
- 密度 1.6 t/m³ なら体積 = 190 ÷ 1.6 = 118.8 m³/h
結果: 約 190 t/h · 約 118.8 m³/h
ダンプ運搬の見積もり方
ばら物やストックパイルを運ぶダンプの計画モデルです。実生産はルート長、路盤、待ち、積込方法、オペレータ技量で変わります。
積載と積載率
定格または現実的な積載を入れ、こぼれ・山積み・現場ルールを積載率で補正します。湿った砂、粘土、破砕岩では入り方が違います。
サイクルタイム
積込・往路・ダンプ・復路・待ち・取り回しを含む1周です。直接秒数か、内訳の合計かを選べます。
路盤と勾配
運搬路の状態と勾配でサイクルは大きく変わります。短くても荒れた道は、長くても整備された道より遅くなることがあります。
トンと立方メートル
トラック計画はトンが多く、現場数量は m³ のことがあります。密度で相互換算し、伝票と掘削数量を突き合わせます。
モデルに含めないもの
タイヤ摩耗、軸重制限、公道の車両総重量、待機の細目、天候休止、フリートマッチングは含みません。入札前にルート実測と車種確認を。
豆知識
待ち時間が生産を支配することも
積載が大きくても、積込やダンプ待ちが長いと t/h は伸びません。混雑現場ではローダーや捨て場がボトルネックになりがちです。
運搬路整備の回収は早い
整地・排水でサイクルが短縮すれば、車を替えずにトン/時を上げられることがあります。
定格積載がそのまま使えないことも
山積み、含水、現場ルールで、使える積載は名目より小さくなることがあります。
密度で同じ車の m³ が変わる
重い岩を運ぶと、表土より m³/時は小さくなりやすい一方、t/h は近いことがあります。
トン単価は現場の共通言語
t/h が分かれば、時間コスト÷生産量でルートや機種、外注比較がしやすくなります。日本では建設機械の稼働管理でも時間単価が重視されます。
よくある質問
積載×積載率×(3,600÷サイクル秒)×稼働率です。結果は t/h。密度で割ると m³/h です。
実測平均が最善です。なければ積込・往路・ダンプ・復路・待ち・取り回しを足してください。
必要トンまたは m³ を生産量で割ります。1日の稼働時間も入れれば日数の目安も出ます。
燃料・オペレータ・車両の時間コストを足し、t/h で割ります。
t/h は積載が主。m³ 表示が必要なら密度も入れてください。
参考資料
- 建設機械施工技術の手引き等 公共工事における建設機械施工の考え方。
- 建設機械の安全 車両系建設機械の安全衛生に関する情報。
- 土工・積算の参考 土工機械の施工・積算に関する業界情報。