ホイールローダー生産性計算
バケット容量、充填率、サイクル時間、稼働効率、密度から、時間あたり・日あたりの処理量と単位コストを見積もります。
計算する
計算する
Measurements convert when you switch units
結果
計算式
時間あたり生産量=バケット容量×充填率×時間あたりサイクル数×稼働効率。サイクル数/時=3,600÷サイクル秒。トン数=体積生産×密度。単位コスト=時間単価÷生産量。
計算例
- バケット 2.0 m³、充填90%、サイクル30秒、効率80%
- サイクル/時 = 3,600 ÷ 30 = 120 · Q = 2.0 × 0.90 × 120 × 0.80 = 172.8 m³/時
- 密度 1.6 t/m³ならトン数 = 172.8 × 1.6 = 276.5 t/時
結果: 約172.8 m³/時 · 約276.5 t/時
ホイールローダー生産性の見積もり
ストックやばら物を扱うローダーの計画モデルです。実出力は機種、トラクション、運搬距離、材料状態、オペレーターで変わります。
充填率とバケット定格
山積み/平積みの現実的な容量を使い、こぼれ・不均一な山・実際のすくい方に応じた充填率を掛けます。湿った粘土・砂・砕石では挙動が大きく違います。
サイクル時間
サイクルはすくい→後退または積込み走行→ダンプ→戻り→取り回しの一連です。要素を測って合計してください。
密度と含水
密度が体積を質量に換えます。含水・締固め・粒度がかさ密度を変えると、同じローダーでもt/時は大きく変わります。
立方メートルあたりコスト
時間単価を生産量で割ります。燃料・労務・機械費を横断比較できる指標になります。
モデル化していないもの
破砕力、スリップ、ダンプトラック整合、勾配、OEM生産曲線の補正は含みません。重要見積は現場計測で確認してください。
豆知識
充填率はバケットサイズではない
2.0 m³でも充填80%なら実質1.6 m³。わずかな充填差が1時間で大きく積み上がります。
密度でt/時が変わる
同じm³/時でも、材料が重いほどトン数は増えます。
サイクル秒が効く
5秒短縮でも、長いシフトでは数十m³/時の差になり得ます。
稼働効率が隠れたスロットル
トラック待ち・再配置・休憩は、機械能力があっても生産サイクルを減らします。
日本の建設現場コスト
国土交通省の積算・歩掛の考え方でも、機械損料や運転労務を単位出来高で見る比較が重要です。やや遅い機械でも時間単価が低ければm³単価で有利なことがあります。
よくある質問
バケット容量×充填率×時間あたりサイクル数×稼働効率。サイクル数/時=3,600÷サイクル秒。
体積速度にかさ密度(t/m³)を掛けます。例:1,600 kg/m³ = 1.6 t/m³。
燃料・オペレーター・機械の時間コストを合計し、生産的なm³/時で割ります。
はい。必要体積÷生産速度。1日の稼働時間も入れれば日数の目安になります。
現場の実測平均が最善です。なければ現実的な計画値から始め、実測で更新してください。
参考資料
- Caterpillar Performance Handbook 土工生産性・ローダー計画の一般的な参照。
- 建設工事の積算・歩掛 国内の建設機械施工とコストの制度・技術文脈。
- Construction Planning, Equipment, and Methods 機械生産性とコストの標準的テキスト。