インフレ計算
過去のある年の金額が別の年にどれくらいの購買力になるかを、近似CPIで見積もります。または今日の金額が一定の年率インフレでどう変わるかを先読みできます。
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結果
計算式
歴史モード: 調整後 = 金額 × (CPI_先 ÷ CPI_元)。先読みモード: 将来 = 現在 × (1 + 率)^年 —— インフレ投影と同じ複利成長。
計算例
- 1990年の 100,000円 → 近似CPI元≈130.7、2024年CPI≈313.7
- 倍率 ≈ 313.7/130.7 ≈ 2.40
- 2024年の購買力換算 ≈ 240,000円
結果: 1990年の10万円 ≈ 2024年換算で約24万円(CPI調整)
インフレ調整の考え方
物価指数は「何円か」を「どれだけの購買力か」に翻訳します。
CPI系列
年次平均の消費者物価指数に近い近似値を使います。教材用の丸めた近似であり、契約・法令用の公式表の代替ではありません。日本では総務省統計局の消費者物価指数が標準参照です。
先読み投影
一定の年率での複利成長は、購買力の目減り(または追いつくために必要な名目額)を示します。実質リターンは投資リターンからインフレを別途差し引きます。
限界
バスケットは変わり、地域・品目(家賃・医療)は全国平均とずれます。精密さが必要なときは総務省CPIや日本銀行の物価関連資料を使ってください。
豆知識
72の法則
年率約3%のインフレなら、物価がおおよそ倍になるのは 72÷3 ≈ 24年——ざっくりした暗算です。
名目と実質
賃上げ5%でもインフレ3%なら実質は約2%。パーセントは同じ土俵で比べてください。
総務省CPIと日銀の視点
日本の消費者物価指数は総務省が公表し、日本銀行は物価安定の文脈でインフレ動向を解説します。水準の定義は指標ごとにわずかに異なります。
デフレの年
後年のCPIが低いと調整後金額は小さくなります——お金の購買力が増えたことを意味します。
投資リターンではない
物価の補正であり、株・債券のリターンはモデル化しません。
よくある質問
「歴史的CPI調整」を選び、金額と両年を入力します。年次CPIの比を掛けます。
元の年を1990、先の年を最近(例: 2024)にします。結果が100,000円にCPI比を適用した値です。
現在の金額、年率インフレ、年数を入れます。FV = 金額 × (1+率)^年。
近似の教材用系列です。契約・研究の精度が必要なら総務省統計局から公式系列を取得してください。
長期では多くの先進国で年2%前後が目安とされることが多いですが、時期によりデフレから高インフレまで振れます。投影は自分の仮定で先読みモードを使ってください。
CPIは全国の広いバスケット。あなたの家賃・光熱・食料の組み合わせは平均より速く(または遅く)上がることがあります。
参考資料
- 消費者物価指数(CPI) 日本の公式CPIの公表ページ。
- 物価に関する解説・展望 物価安定とインフレ動向の政策的文脈。
- 家計と物価 経済見通し・物価に関する政府側の参考。