クオーターマイル計算
出力と走行時重量(ドライバー込み)を入力すると、古典的な出力/重量の経験式から1/4マイルの経過時間(ET)と終速の目安が得られます。ストリートやストリップのwhat-if用です。
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Measurements convert when you switch units
結果
計算式
経験的なストリート/ストリップの式は、経過時間と終速を重量÷出力の立方根に結び付けます。よく引用される定数は ET ≈ 5.825 × (lb/hp)^(1/3)、終速 ≈ 234 × (hp/lb)^(1/3) です。実際のタイムはトラクション、ローンチ、ギヤ比、気象にも左右されます。
計算例
- 350 hp、ドライバー込み 1,450 kg(≈ 3,197 lb)
- W/P ≈ 3197 ÷ 350 ≈ 9.13 · (W/P)^(1/3) ≈ 2.09
- ET ≈ 5.825 × 2.09 ≈ 12.2 秒 · 終速 ≈ 234 × (350/3197)^(1/3) ≈ 112 mph
結果: 約 12.2 秒 @ 112 mph(概算)
クオーターマイル概算の仕組み
歴史的な出力/重量の傾向から得た相関式であり、あなたの発進を物理シミュレーションするものではありません。
重量と出力の前提
レース時の重量(燃料・ドライバー・装備)を使い、出力は定数が普及した当時と整合する基準(多くの場合クランク/SAE系のピーク)でそろえてください。ホイール馬力とカタログ車重を混ぜると結果が歪みます。
なぜ立方根か
加速性能は出力/重量に比例しやすく、同程度のセットアップでは時間が重量/出力の立方根に沿う、という経験則が背景にあります。
このツールが扱わないこと
60フィートタイム、コンパウンド、ブーストラグ、密度高度、シフト時間、空気抵抗、AWDのグリップはモデル化しません。日本ではフルクオーターの常設コースは限られ、1/8マイルやクローズドイベントが多い点にも注意してください。
豆知識
1/4マイル = 402.336 m
NHRAのクオーターマイルは1,320フィート(402.336 m)です。欧州や一部イベントでは1/8マイルが主流ですが、このツールは古典的なフルクオーター用です。
終速とETは別物
終速はトラップまでの出力寄り、ETはローンチの影響が大きいです。60フィートが悪いとETは崩れても終速はそれなり、ということがあります。
密度高度
高温・高地・高湿は出力を削ります。レーサーは標準条件へ補正しますが、本ツールは海面付近の汎用ストリート概算です。
パワーアドダー
NOS、過給、スティッキーラジアルなどは「平均的なストリートカー」曲線から外れやすいです。
日本での距離感
402 mはおよそ陸上トラック1周弱。公道での計測・暴走は違法です。クローズドコースと主催ルールに従ってください。
よくある質問
トラクションが普通のストリートカーなら、おおむね±0.5秒程度に収まることもありますが、それ以上ずれることもあります。賭けの根拠にはせず、比較用の目安としてください。
はい。ストリップ想定ならドライバーと通常の燃料を足してください。車重だけの入力は楽観的になりがちです。
どちらかに統一してください。この古典定数は、エンジン定格馬力の文脈で語られることが多いです。
この版は出力と重量からETと終速を求めます。チューニングには実測タイムと気象補正が必要です。
距離が違うと相関も違います。本ツールはクオーターマイル専用です。
参考資料
- NHRA — quarter-mile racing context ドラッグ距離と競技フォーマットの参照。
- Vehicle power and performance estimation literature 出力・質量・加速性能に関する技術文献の入口。