熱指数計算
気温と湿度から「どれくらい暑く感じるか」の熱指数を推定します。米国国立気象局(NWS)のRothfusz回帰に基づきます。日本の夏の蒸し暑さの目安にも使えます。
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結果
計算式
熱指数は気温と相対湿度を組み合わせ、日陰での「体感」温度にします。NWSは華氏での多重回帰を公開しており、メートル法表示時は入出力を換算します。
計算例
- 気温 32 °C(約 90 °F)
- 相対湿度 70%
- 熱指数 ≈ 41 °C
結果: 体感 ≈ 41 °C
熱指数の計算方法
湿度が高いと汗の蒸発による冷却が妨げられ、同じ気温でもむし暑く感じます。
Rothfusz回帰
NWSの熱指数は、気温と相対湿度を標準条件(日陰・弱い風)下の体感温度に結びつける回帰(通称Rothfusz式)です。
有効範囲
フル回帰はおおよそ 27 °C/80 °F 以上で湿度が無視できないときに最も意味があります。涼しい・非常に乾燥した条件では熱指数の補正が不要なことが多いです。
直射日光と作業
公表値は日陰前提です。直射では数度暑く感じることがあります。重労働・黒い衣服・暑熱順化不足は指数以上にリスクを上げます。気象庁の高温注意情報とあわせて判断してください。
安全カテゴリ
NWSの表は caution/extreme caution/danger/extreme danger に対応します。日本では気象庁・自治体の熱中症警戒情報を優先してください。
豆知識
高温多湿で有効
フルNWS回帰は約 27 °C/80 °F 以上で湿度があるときに最も正確です。
注意レベルは急に上がる
熱指数がおおよそ 32 °C を超える長時間暴露では熱ストレスのリスクが上がります。日陰・水分・休憩を優先してください。
日陰と直射
熱指数は日陰・弱い風を仮定します。直射では報告値より数度暑く感じることがあります。
湿度の役割
湿気は発汗冷却を妨げ、同じ温度計の値でも日本の夏のように体感が重くなります。
個人差が大きい
年齢、薬、心疾患、作業強度で、同じ熱指数でもリスクは変わります。
よくある質問
気温と相対湿度(%)を入力します。NWSのRothfusz回帰を評価し、「体感」温度を表示します。
相対湿度 0〜100%(天気アプリや観測)。露点ではありません(露点は露点計算ツールへ)。
日陰です。直射では指数より数度暑く感じることがあります。
NWSカテゴリと気象庁の情報を優先。粗い目安として熱指数約32 °C超の長時間暴露では多くの人に追加の対策が必要です。
気温は温度計の値だけ。熱指数は相対湿度を加え、発汗冷却が妨げられたときの体感を推定します。
公表のNWS回帰は弱い風を仮定し、強風の冷却補正は入れません。実際には風があると計算上の日陰値より楽に感じることがあります。
いいえ。ヒュミデックスはカナダの類似指標で露点ベースの別式です。近い値になりますが同一ではありません。
参考資料
- Heat index equation and chart 公式の熱指数手法と注意カテゴリ。
- 熱中症予防情報・高温に関する解説 日本の高温・熱中症に関する公的な気象情報。
- 熱中症予防のために 熱中症予防の公衆衛生ガイダンス。